2021年現在、多様で柔軟なライフスタイルが生まれ、それに伴いワークスタイルも変化しています。また「働き方改革」を導入によりサラリーマンと個人事業主を兼業する方が増加する傾向にあります。体脂肪計で国内シェア首位の健康機器メーカーのタニタは希望する社員を一旦退職させ、個人事業主化する制度を導入しました。
もし個人事業主になった場合、どうすれば良いのかを簡単に説明します。
STEP1 開業届を税務署へ提出
その名のとおり、個人事業を開業した旨を税務署に届けます。
開業届は開業して1か月以内に提出する必要があります。
こちらから開業届をダウンロード
STEP2 青色申告承認申請書を税務署へ提出
個人事業主は年に1回、所得税の確定申告と納税を行いますが、その申告方法は青色申告と白色申告があります。
ただ新規開業の場合はどちらにするか迷うと思います。
新規開業の場合は事業開始日から2カ月以内に提出する必要があります。
開業届を提出しただけでは白色申告になりますので注意が必要です。
こちらから青色申告承認申請書をダウンロード
【白色申告から青色申告にする場合】
青色申告をしようとする年の3月15日まで
STEP3 その他の届出
給与支払事務所等の開設届出書(開設から1か月以内)
青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書(経費算入する日から2カ月以内)
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請(提出期限は特に定められていませが原則として、提出した日の翌月に支払う給与等から適用されます)
まとめ
税務用語だけでも難しく、書類の書き方や内容の詳細にについてはわからないことが多々あると思います。その際はお気軽に当事務局までお問合せください。