令和4年分確定申告時（令和5年1月～確定申告終了）における事務局での指導予約と会場使用料についての改定
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近年の確定申告時は、大変混雑し、会員の皆様にはご迷惑とご不便をおかけしてしまう状況であろうかと思います。日にち・曜日・時間帯によっては指導員・職員だけでは対応しきれず、会員皆様の貴重な予約時間を満足しかねる時間としてしまうことも多々見受けられました。朝からの予約の方から順に区切りがつかず後ずれし担当者が掛け持ちになったり、予約外の人が来局されたり、急なキャンセルや予約時間にお越しになられなかったりして、「てんやわんや状態」が日常茶飯事でした。
また、年々税制も複雑になり、短時間での指導では細部までチェックできない現状でもあります。新たな税知識の普及と正しい申告が一番大切ですが、経費になるのかならないのか、漏れはないのか、按分はしてあるのか等、申告時にこれら全てに対応することが時間的に不可能な状況であると思います。以前のままの申告から控除額が変わったり、様式に追加記入欄が設けられたりしており、今後も電子申告や電子帳簿保存についても益々強く求められると思います。指導の長時間化は避けられません。今年は特にインボイス制度の説明・指導・申請が予想され、申告時に一緒にするとなるとパンク必至となります。
これらのことからも、この混雑緩和につながる指導時期前倒しが必須であると考えており、皆様方には「転ばぬ先の杖」で早めの記帳と予約をお願いしなければなりません。
そこで、確定申告時のシステム変更をすることとなりました。そこで、各会員の皆様のゆっくりと納得いただけるまでの時間の確保と持続可能な青色申告会運営を考慮して、本年の申告時期は有料化する部分を増やさせていただきます。
会員間での対応時間の公平な配分を保てるようにし、より多くの会員様ニーズにお応えできる体制へと強化して参ります。合わせて会員外の方につきましては、会員（事業主）の皆様と明確に区別して、より高額な設定といたします。
皆様におかれましては、早めの記帳と質問内容の絞り込みをしておいていただきますようお願いいたします。何卒ご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。一致団結して今後の青色申告会発展を目指してして参りたいと思います。
